いたぷらコンポスト2022#4コンポストたい肥で育てた「藍」で染色
8月17日
コミュニティコンポストのメンバーで作ったたい肥&腐葉土で育った「藍」が
元気に茂っています。
今年はプランターを大きめにしたことが良かったようで
葉も大きく、茎もしっかりしています。
生葉染めと叩き染めに挑戦してみました。
まずは、叩き染め。
よーく見ると、シミがあるコットン100%のブラウス。
葉っぱを一枚生地にのせ、養生テープで固定して、木槌で叩きます。
端から細かくしっかり叩く。
繊維を壊して、汁がしっかり生地に移るように、端から端まで叩いたら、30分ほどそのままにします。
シミの部分以外にも、大小の葉っぱをのせて叩いてみました。
時間がたつにつれ、ビリジアングリーンに変わっていくのがとてもキレイ!
30分以上たったら、養生テープをはがし、良く水洗いします。
叩き方が足りなかったかも?
葉っぱの大きさを見ると、
水分の多い若い葉のが汁が出やすくて、色がしっかりのる印象がありました。
大きな葉は、淡い少し黄みがかった緑色。それぞれ味わいがあります。
次は、生葉染め。
葉っぱのみ300gに、水3リットルを使用しました。
30秒くらいミキサーにかけ、目の細かい袋に入れて絞ります。
染めた素材は4種類。
Aこども110サイズのチュールスカート×1(チュール部分:ポリエステル100%/内スカート部分:コットン100%)
Bこども100サイズのハイネックTシャツ×1(コットン95%/ポリウレタン5%)
C20㎝×20㎝の薄手ハンカチ×1(コットン100%)
D着物ハギレ×1(シルク100%)
染める前に水洗いし、良く絞ってから液に浸します。
むらができないようにゆらゆらと揺らしたりしながら30分ほど漬け置きし、水で良く洗います。
しっかり洗って良く絞り、30分~1時間ほど風にあてるとどんどん色が変わっていく!
もう一度よく洗って、乾かしました。
素材によって染まる色が変わります!
スカートとハイネックTシャツは、ムラができてしまいました…
漬けている間に空気に触れてしまったのが原因かもしれません。
それぞれ味わいのある色に染まりました!
受講されたメンバー限定で、一年を通してリサイクルプラザのコンポストを一緒に使い、
たい肥にまつわる様々な活動を体験していただく企画です。
活動は年5~6回を予定していて(グリーンカーテンの植付~収穫、自家製腐葉土づくりや交流会)にはメンバーのご家族も一緒に参加できます。
みんなで楽しく、身近な資源循環を体験していきます。