いたぷらコンポスト2023#7コミュニティコンポスト第三期「自家製腐葉土づくり」と「畑づくり&じゃがいも植え付け」

    3月20日
    作業時間帯に雨予報…。
    まず、屋上土づくりとじゃがいも植え付け作業を行いました。

    リサイクルプラザ1Fで仕込んでいる自家製腐葉土を屋上に運び
    バケツ5杯ほどを畑全体にすき込みます。
    じゃがいもは肥料が多すぎると、葉が大きく実が小さくなるとのことで
    今回は自家製腐葉土のみ使って土づくりをしました。

    10㎝くらいの溝を掘り、30㎝間隔で種芋を置き、土をかぶせます。
    今回はなじみのある「メークイン」を植えました。
    育ちますように!収穫が楽しみです。

    次は、自家製腐葉土を仕込みます。
    リサイクルプラザでは、ゴーヤやへちまなどのグリーンカーテンをプランターに植えたり
    屋上の畑ではでじゃがいもやさつまいも、ハーブや夏野菜を育てています。
    健やかに育つために欠かせないのが「腐葉土」です。
    腐葉土は、とっても大切な役割があります。

    植物を育てたあとのプランターや畑は、植えた植物により養分が偏ることがあるのですが、
    微生物がたっぷりの腐葉土を地中に混ぜ込むことで、微生物が土壌環境を整えてくれます。
    痩せた土をよみがえらせ、適度な隙間を作り水はけや保水がより良い状態になることで
    新しく植えた植物が元気に成長できる環境になります。

    リサイクルプラザは、緑いっぱいの場所にあるので
    腐葉土にするために1年間貯めておくのですが
    今日、仕込む量は・・・45ℓのごみ袋およそ50袋分!
    (作業スタートしてから撮影したので、写真は残り30袋程のころ)

    腐葉土を仕込む場所は、すのこベットをリユースした100×100×100の自作の箱です。

    落ち葉に米ぬかをふりかけ、ときどきシャワーで水をまんべんなくかけて、落ち葉を入れて・・・と繰り返します。

    乾燥した落ち葉はふかふかしていて、ほとんど空気です。
    密着することで、微生物がよく働くようにぎゅっと圧をかけることで、分解が進みます。
    ときどきマットを敷いて、均等に踏みしめるのがおすすめ!

    ふかふかして、トランポリンのようでした!

    男性メンバー2人を中心に作業はどんどんすすみ、小学生の女の子も大活躍!
    50袋すべて入れた腐葉土ボックスは、ふちまでいっぱい!

    メンバーのみなさん、ほんとうにお疲れさまでした!!

    翌日には分解が進み、50度~になってかさが落ち着いてきます。
    実はまだ30袋ほど残っている落ち葉と水分・米ぬかをさらに加えて分解をさらに促します。
    その後、酸素を入れて良く撹拌するための「切り返し作業」を2~3回行い、
    10月ごろには腐葉土として使えるようになります。

    さて、今回で今年度のコミュニティコンポストは、最終回!
    今回植えたじゃがいもは、6月下旬~7月上旬に収穫できる予定です。

    コンポストや自家製腐葉土、グリーンカーテンや野菜の土づくりなど
    興味がある方は、ぜひ2024年5月25日のコンポスト講座にご参加ください!
    みんなで身近な資源循環を楽しみましょう。

    4月の初回講座を受講されたメンバー限定で、一年を通してリサイクルプラザのコンポストを一緒に使い、たい肥にまつわる様々な活動を体験していただく企画です。
    活動は年5~6回を予定していて(グリーンカーテンの植付~収穫、自家製腐葉土づくりや交流会)にはメンバーのご家族も一緒に参加できます。
    みんなで楽しく、身近な資源循環を体験していきます。
    2023年4月23日「コミュニティコンポストで生ごみ堆肥をつくろう」について
    ※2024年度は、5月25日(土)を予定しています。詳細が決まり次第HPや広報いたばしで募集開始します。