いたぷらコンポスト2021#8活動発表と大学生WS

    11月28日

    さわやかな秋晴れ!
    コミュニティコンポスト第五回目の活動は、
    コンポスト講座から半年経ち、
    普段の生活で「気づき」「経験」「失敗」「挑戦したこと」などなど
    コンポストにまつわる話をメンバーで共有する回を開催しました。

    「発表会」とお伝えしたので、ちょっと敬遠してしまう方がいるかも・・・と心配がありましたが
    問題なし!

    グリーンカーテンのつるでつくったリース。
    コンポスト堆肥で育った藍の葉でたたき染めをした、夏休みの作品を見せてくれた子もいました。
    収穫したローゼルのガクを塩漬けを持参くださった方もいて、これがとっても美味。
    種をとり、来年も育てようと目標ができました!

    ・他県でのごみ回収について
    ・自宅のコンポストのおはなし
    ・入れていいもの・だめなものについての悩み
    ・土の処理や使い方、使ってみた問題点 などなど
    すでに何度も顔を合わせている顔見知りのメンバーですが、いろんなお話を伺うことができました。

    体験したことを生かして、職場で取り組みたい!というすてきな目標や
    ついに自宅でコンポストに挑戦することに決めた、という決意表明もありました!
    これからのお話を伺うのがとても楽しみです。

    そして、メンバーとして活動している東洋大学SmileF LAOSの学生が
    ゼミの研究発表とベジ紙ワークショップを開催してくれました。

    ラオスの農村に赴いたときに気になったというごみ問題。
    フードロスは、ラオスの農村だけではなく全世界で注目されている問題です。
    スライドを使った説明はわかりやすく、小学生もしっかり聞いていました。

    「ベジ紙」とは
    可食部ではない野菜やくだものの皮など、コンポストに入れる部分を使って着色する紙で
    フードロスを削減したい、という思いから提案されたもの。

    みかんをミキサーにかけたら、部屋中とてもいい香りに。
    紫玉ねぎやコーヒーなど、いろいろなものから選んで紙漉きに挑戦しました。
    おとなもこどもも、楽しく参加していました。
    ゼミのみなさん、ありがとうございました!!

    さいごは、えんどうまめの種まきをしました。
    メンバーは、プランター準備も慣れた手つきになってきて頼もしい。
    土を振るったとき、根っこを食べる幼虫(コガネムシの幼虫のようです)がたくさん出てきましたが
    子どもたちは楽しんでいました!

    メンバーの方の提案で、
    えんどうまめの種と種の間に、小松菜も蒔いてみました。
    こういう提案をいただけるのも、コミュニティの楽しみのひとつとなっています。

    コミュニティコンポスト講座を受講されたあとは、メールや電話でいつでも質問を受けていますが
    顔を合わせて活動しながら情報共有する時間はとても有意義と、改めて感じる回となりました。

    「いたぷらコミュニティコンポスト」とは
    受講されたメンバー限定で、一年を通してリサイクルプラザのコンポストを一緒に使い、
    たい肥にまつわる様々な活動を体験していただく企画です。
    活動は年5~6回を予定していて(グリーンカーテンの植付~収穫、自家製腐葉土づくりや交流会)にはメンバーのご家族も一緒に参加できます。
    みんなで楽しく、身近な資源循環を体験していきます。