いたぷらコンポスト2023#1コミュニティコンポスト第三期「コミュニティコンポスト講座」

    4月23日
    「コミュニティコンポスト講座」を開催しました。

    今回は、
    第一部 資源を知ろう~ごみ問題の現状と、資源・キッチンごみの出し方~
    第二部 キッチンごみをリサイクルしよう!コンポストの活用について
    の二部構成で開催しました。

    板橋区で毎年作成している
    「資源とごみの分け方・出し方ハンドブック」はご存じですか?

    毎年春に、板橋区が発行している冊子です。
    資源やごみの回収についてまとめているので、ご家庭に1冊ご用意いただくと便利です!
    リサイクルプラザをはじめとした板橋区の施設や地域センターで配布しています。

    1人1人がごみを減らす一つの方法として「資源」と「ごみ」の分別は今日からできます!
    わからないときは、ぜひ冊子でいちど確認してみてください。
    これは資源かな?と、ゲーム感覚で取り組むのも面白いです。
    小学校では、近年ごみ問題について考える授業も増えていて
    お子さんのほうがよく知っているかもしれません!

    第一部では、「キッチンごみ」にフォーカスしてお話ししました。

    板橋区の「可燃ごみ」の組成(H27.10)では
    厨芥(キッチンから出る野菜のくずや食べ物の残りなど、生ごみ)が31.6%
    紙類が29.7%
    プラスチック類が19.8%
    となっています。

    生ごみが3割を超えていて、食品ロス問題の課題のひとつ言われています。
    作りすぎ・食べ残しを減らし、使いきり・食べきりを意識したうえで
    コンポストを活用をすることで、かなり可燃ごみを減らすことができそうですね。

    生ごみをコンポスト化することでごみ削減、
    たい肥化し畑や植物の肥料として利用することで、リサイクル。
    生ごみも、「資源」となります。

    そして第二部。
    今日のメインである「コンポスト」についてのお話です。
    生ごみリサイクルネットワーク・板橋代表 蓮沼浩子氏に、コンポストの活用について伺いました。

    いろんなコンポストがあるということ、微生物のパワーの素晴らしさ、
    コンポストに取り組むときに微生物が分解しやすくするポイントなどを
    実習を通して詳しくお話いただきました。
    質問や疑問にもその場でお答えいただき
    「コンポストに失敗はない!」と不安を払拭してくださいました!

    講座を受講された方限定で利用できるリサイクルプラザのコンポストに生ごみを投入した後、
    仕込み中の自家製腐葉土ボックスにご案内しました。
    3月25日にメンバーと仕込んだ腐葉土に、さらに4月20日に追加したのですが
    微生物分解の真っただ中でホッカホカ!

    中心部分は66度を超えていました!
    表面に触れるだけであったかくて、微生物のパワーを感じていただけたと思います。

    「コミュニティコンポスト」とは
    4月の初回講座を受講されたメンバー限定で、一年を通してリサイクルプラザのコンポストを一緒に使い、
    たい肥にまつわる様々な活動を体験していただく企画です。
    活動は年5~6回を予定していて(グリーンカーテンの植付~収穫、自家製腐葉土づくりや交流会)にはメンバーのご家族も一緒に参加できます。
    みんなで楽しく、身近な資源循環を体験していきます。
    2023年4月23日「コミュニティコンポストで生ごみ堆肥をつくろう」について