いたぷらコンポスト2023#2コミュニティコンポスト第三期「プランター土づくり&グリーンカーテン苗植え」

    5月27日
    コミュニティコンポストメンバーの活動一回目。
    夏日のような陽射しのなか、
    プランターでの土づくり&グリーンカーテンの苗植えをしました!

    つる性の植物たちを窓辺で育てることで、夏の強い陽射しを遮って室温の上昇を防ぎ
    省エネやヒートアイランド現象緩和の効果があるといわれています。

    リサイクルプラザでは、
    コミュニティコンポストメンバーと作った、
    熟成が完成し肥料として使える「コンポストたい肥」と
    リサイクルプラザ敷地内の落ち葉でできた「自家製腐葉土」を使って、土づくりをして育てています。
    2022年度コンポストたい肥づくりのようす
    2022年度腐葉土づくりのようす

    去年ゴーヤやヘチマを育てた古土は、ふるいにかけておきました。
    雨の当たらないところにあったとはいえ、まるで砂漠のよう・・・

    水を加えながら
    古土6:腐葉土2~3:生ごみたい肥2 の割合で、よーく混ぜます。
    腐葉土を使わない場合は、古土7:生ごみたい肥3が目安となります。
    腐葉土は、土をフカフカにし植物にとって育ちやすい状況にしてくれるので、
    多めにいれるぶんには問題ありません。

    いちど砂漠状態になった土は、水分を含ませるのは大変。
    砂漠緑化の難しさを話したりしながら、6つのプランターの土づくりをしました。

    ゴーヤとヘチマの苗を植え、
    その隙間にあさがおの種を蒔きました。

    次は、屋上に移動!
    屋上のプランターにも、ゴーヤとヘチマを植えました。
    今年も「実るまでの間も収穫が楽しめるよ!」とメンバーからの提案で
    苗と苗の間に、水菜・ほうれん草・ラディッシュの種を蒔きました!

    つるが伸びてネットを這い、1mくらいの高さになったら摘芯をして、花が咲くころ追肥します。
    ゴーヤやヘチマはお水がとっても必要なので、まいにちの水まきが大切です。

    今年も元気に育ちますように!

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    コンポストに生ごみを投入しても、微生物の分解によってコンポスト内の土はほとんど増えません。
    生ごみの養分を蓄え、微生物が存在する栄養分豊かな土になり
    人間がちょっと手を加えて環境を整えることで、分解力が衰えることはありません。

    でも!
    養分いっぱいの土を使わない手はない!ということで
    リサイクルプラザでは、微生物の生ごみ分解パワーを落ち着かせる「熟成」という行程を経て
    植物を元気にする栄養たっぷりのたい肥として使っています。

    生ごみも落ち葉や枯葉も、微生物のパワーで資源化!
    植物が元気に育つ肥料として与え、おいしく頂き、食べない部分はまた微生物にお任せする。
    まさに「資源循環」を一緒に楽しく体験するのがコミュニティコンポストです。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    4月の初回講座を受講されたメンバー限定で、一年を通してリサイクルプラザのコンポストを一緒に使い、
    たい肥にまつわる様々な活動を体験していただく企画です。
    活動は年5~6回を予定していて(グリーンカーテンの植付~収穫、自家製腐葉土づくりや交流会)にはメンバーのご家族も一緒に参加できます。
    みんなで楽しく、身近な資源循環を体験していきます。
    2023年4月23日「コミュニティコンポストで生ごみ堆肥をつくろう」について