いたぷらコンポスト2023#5コミュニティコンポスト第三期「いろいろなコンポストのお話&ゴーヤ・へちまの撤去」
10月28日
厳しい夏の暑さがひと段落し、涼しい秋風が吹くようになりました。
4月から始まったコミュニティコンポスト第二期も中盤です。
ごみ問題がクローズアップされ、生ごみを減らすことができるツールとして注目を浴びているコンポストですが。
検索すると、たくさんの種類があって驚く方も多いと思います。
生活パターンや家族構成、おうちの間取りやお料理の仕方などなど
それぞれに合うコンポストを見つけるのが、継続できるいちばんのポイントとも言えます。
今回は、生ごみリサイクルネットワーク・板橋代表蓮沼浩子氏をお呼びして
できるだけいろいろな種類のコンポストの実物を見ていただきながら
それぞれのコンポストの説明と、メリットデメリットをお話いただきました。
コンポストは、自然界の微生物パワーを利用した生ごみ処理機です。
失敗はない!ので、ストレスのない方法に巡り合うことが成功の近道です。
自分に合ったものって何だろう?もっと使いやすいものはないのかな?と思ったときに
役立ててもらえたら嬉しいです。
お話を伺った後は、
4月に植えて、すくすく育ち、夏の暑さを和らげてくれたグリーンカーテンの撤去をしました。
明け方まで降っていた雨もやみ、一斉につるを取りました。
少し涼しくなってからぐんぐん育った、巨大なへちまの実があちこちで揺れています。
ひとつ30㎝以上のものが、たくさん!
茶色いものは、なったまま乾燥してへちまたわしに出来上がっています。
大人が一斉にひっぱりましたが、
リサイクルプラザの3階までのびたつるはなかなか取れないものが多数・・・
撤去したつるは、葉とわけて、
葉は腐葉土用に、つるはまだ柔らかいうちにくるくる束ねてリースにします。
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この時取り分けたつるでできたリースは、12月に子どもたちに配ります!
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そして
たい肥となるための熟成期間を置いた、完熟生ごみたい肥と
3月に仕込み、7月に切り返した自家製腐葉土を使って土づくりを体験しました。
葉っぱの繊維は細かく分解されて、半分ほどのかさになっています!
腐葉土は、9月に職業体験をした中学生にも切り返し作業をしてもらったので
最初に仕込んでから3回、水分を50~60%に調節し酸素を行き渡らせて微生物を活性化させました。
腐葉土3 生ごみたい肥2 古土4~5の割合でよく撹拌して、
春に芽吹くえんどうまめといんげんの種を植えました。
種と種の隙間に、かぶの種を撒いたので、春までの間にお楽しみもできました。
今日のお土産は、
へちまとピーマン。
ピーマンの形は不ぞろいですが、肉厚と好評でした!
たい肥にまつわる様々な活動を体験していただく企画です。
活動は年5~6回を予定していて(グリーンカーテンの植付~収穫、自家製腐葉土づくりや交流会)にはメンバーのご家族も一緒に参加できます。
みんなで楽しく、身近な資源循環を体験していきます。
2023年4月23日「コミュニティコンポストで生ごみ堆肥をつくろう」について